2024年11月11日

肩こり、手足の冷え、物忘れは「細胞」の血行障害

#症状 #高血圧 #運動 #健康・病気予防

健康のための第一歩は元気な細胞を作ること

  今回は、元気な細胞を作るために大切なお話です。   細胞が元気でいるためには、細胞に酸素と栄養素を輸送するパイプラインの役割をしている血管とその中を流れる血液量、そして細胞を支えている筋肉が大切です。細胞というとイメージできませんが細胞を田んぼに例えて話を進めてみましょう。   田んぼに相当するのが私たちのカラダを構成している50兆から60兆個の細胞、用水路は、細胞に酸素や栄養素を運ぶ血管です。この血管の中を流れる血液の量が用水路を流れる水量になります。そして、筋肉は田んぼのまわりを仕切っている畦の役目です。畦がないと田んぼが崩れてしまうように、筋肉がないと体型が崩れてしまいます。  

手足の冷え、肩こり、物忘れは血行障害

  今回は血行障害に焦点を当ててお話します。用水路がごみで詰まったり、壊れたりして水がもれてしまうと、田んぼに水が供給できず稲は枯れてしまいます。細胞にとっての用水路の役目をしているのが血管になります。 次は水量です。用水路がいくらしっかりしていても、水不足で流れる水量が減少すれば同じことが起こります。細胞にとって用水路の水量は血液量です。血管がいい状態でも、中を流れる血液がドロドロだったり、貧血で赤血球が少なかったり血液の量が少なかったりすると、最終的に細胞に酸素と栄養素を運ぶことができずに細胞は干からびてしまします。   こう考えるといろいろなことが分かってきます。 手足の冷えは手足の細胞への血行障害、乾燥肌は肌の細胞の血行障害、肩こりは肩の筋肉の血行障害、抜け毛は頭皮の血行障害、耳鳴りやめまいは耳の奥にある内耳神経への血行障害、物忘れは脳細胞への血行障害ということです。   みなさんご存知のように脳細胞や心筋細胞への大きな血管が詰まってしまうと半身不随や心筋梗塞になってしまいます。要するに細胞が干からびた状態になるといろいろな症状や病気が起こってきます。  

血行改善にオススメの運動

血行を改善するためには、血管の動脈硬化を改善して弾力性を取り戻すとともに、血管の中を流れる血流をよくする事がポイントです。   まずは、血管の弾力性を取り戻すための血管ストレッチ「万歳ストレッチ」を紹介します。 ■万歳ストレッチのやり方動画■ 【リンク】【1日1分‼血管ストレッチで血流改善と血管ケア】医学博士考案 万歳ストレッチの効果とやり方 https://youtu.be/3IeN1pssmuM

  次に、血管の中を流れる血流を良くするための運動「腕振り運動」を紹介します。 ■腕振り運動のやり方動画■ 【リンク】【わずか1分‼脂肪燃焼ダイエットと血流改善】医学博士考案 腕振り運動の効果とやり方 https://youtu.be/ox544GDr0MA

  1日1分。家で簡単に出来る運動です。 簡単な運動で血管の弾力性も血流も改善。 血流が改善することで細胞まで酸素と栄養素が届くようになると、細胞が元気になり、肩こり、手足の冷え、物忘れの改善も期待できます。   頑張らなくてもできることから始めてみませんか。 頑張っても、1週間でやめてしまっては、意味がありません。 継続することが、何よりも大切です。