2025年2月13日

肌の老化、気になりませんか?

肌の老化、気になりませんか?

今日は老化の話をします。と言っても難しい話ではなく、皆さんにとても身近な「肌の老化」についてのお話です。近年は、年齢に関係なく、男女ともに気になるテーマです。   まずは自分の手の甲を見てください。シミやシワやタルミ、イボやホクロなどがありませんか?少しつまんでみるとすぐに元に戻らない。肌の弾力性(ハリ)がなくなっていませんか?肌の老化といえば、年齢とともに誰にでも現れる現象です。これを「肌の老化」と呼びます。   では、肌がなぜ老化をするのか?ちょっと考えてみましょう。   赤ちゃんのときには、プリプリでハリがあり、もちろんシミやシワやホクロなどはありません。実は私たちが生活をしていく上で、肌を老化させる最大の要因は太陽からの紫外線です。だから紫外線を浴びない胸やお腹の肌はキレイなのです。  

肌の老化の原因となる紫外線

みなさんは、普段から紫外線対策をしていますか?紫外線は肌の細胞を攻撃して、肌を乾燥させてカサカサに、遺伝子に異常を起こしイボやホクロ、小ジワやシミができ、最終的には皮膚がんまで作ります。肌と同じように眼も多くの紫外線を浴びることで白内障になります。   肌と眼の老化予防で一番気をつけなければいけないことが紫外線対策なのです。   すこしだけ紫外線の勉強を。1970年ごろから冷却剤(クーラーなど)として使用されたフロンが原因でオゾン層が薄くなってから、地上に届く紫外線の量はどんどんと増えています。季節的に言えば夏に紫外線が強そうですが、実は5月ごろから肌や眼が受ける紫外線の量は増えてきますので、春先からの対策が必要になります。   話を戻して、紫外線対策として一番簡単にできることは物理的に紫外線を浴びないことです。家にこもって外出しないのが一番ですが、そうはいきません。だから、外出するときには帽子をかぶる、日傘をさす、長袖を着る(できれば黒色)、素肌が出るところは、UVカットのクリームを塗ること。当然顔にもクリームを塗ってください。日焼けが気になる女性だけでなく男性も紫外線対策は必須です。ただ眼にクリームを塗ることができませんから、UVカット99.9%以上のメガネかサングラスをかけてください。また、外でスポーツなどをする時も同じです。スポーツをするお子様がいらっしゃる場合は、親が注意して紫外線対策をさせてください。

紫外線による皮膚がん、白内障リスク

昔は日焼けをした小麦色の肌が健康のシンボルでしたが、紫外線が増えた現在では、年齢に関係なく日焼けをすることで皮膚がんや白内障の可能性が高くなります。皮膚がんになる前にシミやホクロ、イボができやすくなりますので、シミやホクロ、イボが増えてきたら注意が必要です。   また、眼が紫外線を浴びると、眼のレンズのタンパク質が白く変性して「白内障」になってしまいます。医療の進歩で、白内障になった方が眼科で眼内レンズを入れる簡単な手術を受けられるようになりました。でも、しっかり紫外線対策をすることで、白内障になるリスクを下げることができます。それによって手術も、手術にかかるお金も節約することができるはずです。   簡単な紫外線対策で、若々しくキレイな肌と眼で歳を重ねることが、あなたの未来を変える一歩となります。