2025年2月18日

高血圧、血圧高めの方へ。3つの簡単アドバイス

血管を老化させず、若々しく保つ方法

今回は血圧高め、高血圧の方へのアドバイスです。 「年々、血圧が上がっている方」「肩こりや頭痛、手足の冷えを感じている方」「カラダの老化や疲れやすさを感じている方」は注意が必要です。   自分の血圧を知ることも大切ですが、血圧を知るだけでは高血圧、心筋梗塞、脳卒中は予防出来ません。高血圧と診断されたら薬を飲むことも必要かもしれませんが、もっと大切なことは毎日の血管ケアで血管が柔らかい若々しく保つことと、血管を老化させず血圧が上がらないようにする事です。   血圧を上げるメカニズムは、血管を柔軟に保つ運動(血管ストレッチ)の不足、活性酸素と糖質(炭水化物や甘い物)による血管の動脈硬化(=血管の老化)が原因です。今回は高血圧対策にオススメの簡単血管ストレッチ、活性酸素からカラダを守る食生活、糖質コントロール方法の3つのアドバイスをご用意しました。  

高血圧、血圧高めの方へ。改善のための3つの簡単アドバイス

今回は、高血圧、血圧高めの方に、毎日簡単にできる、3つの簡単ケアを紹介します。   1つ目は万歳ストレッチです。血管は伸縮してあげると軟らかくなるという性質があります。1日2回、1分の簡単な血管のストレッチをして血管の柔軟体操をしてみてください。万歳ストレッチをして、血行が良くなると、血管の壁からNO(一酸化窒素)とプロスタサイクリンという血管を拡張させて、血液をサラサラにする成分が放出されます。血管が柔らかく若返って、血液サラサラに、当然血圧の改善も期待できます。   2つ目は動脈硬化から血管を守ってくれる、サビ止めのビタミンC、E、βカロチンを意識して摂取することです。1日1食の伝統的な日本食(具沢山の味噌汁に海苔に納豆、卵焼き)と、海藻や野菜や果物やナッツを意識して食べること。そして動脈硬化の原因の油料理、から揚げ、てんぷら、フライなどを控えることです。 3つ目は糖分を控えることが大切です。コレステロールが問題なくても、何気なく、甘い物、炭水化物(ご飯、パン、麺類)を食べすぎている方は要注意です。スイーツやお菓子やアイスクリームやチョコレートなどに含まれている糖質が、血管を作っているコラーゲンというタンパク質を劣化変性させます。血管のコラーゲンがこの糖分で劣化して血管が硬くなり、破れたり詰まったりすることが分かっています。糖分(甘いものや炭水化物)は動脈硬化、高血圧と深く関係しているので、出来るだけ控えてください。   高血圧の方、血圧高めの方は、3つの中からできそうな取り組みを1つだけ選んでまずは1週間やってみてください。がんばらなくてもできること、そして継続することが大切です。