2025年1月23日

ダイエットに重要な「赤筋」の簡単トレーニング方法

2つの筋肉「赤筋と白筋」

[caption id="attachment_1323" align="alignnone" width="1024"] Endurance exercise. Fitness woman doing plank exercise in the gym[/caption] みなさんのカラダの中の筋肉には、赤い筋肉と白い筋肉2つの種類があることをご存知ですか?   この2つの違いが分かると、どのような運動が脂肪を燃やす筋肉を増やせるかも理解できます。正しいダイエットは脂肪を燃やす筋肉(赤筋)を増やすことが重要なのです。   ということで、ダイエットで健康になるためには、ただ一生懸命に運動をすればいいというわけではありません。すこしだけ運動生理学について勉強してみましょう。きっと、みなさんの健康管理に大いに役立つ知識になるはずです。  

ダイエットには赤い筋肉「増やせ赤筋」

2つの筋肉のうち、赤い筋肉は赤筋(遅筋、インナーマッスル)と呼ばれ、ゆっくりとした動きや、持続的な運動に使われます。立っているときに使う筋肉や、マラソンのように持久力が必要なスポーツ選手の筋肉にも、この赤い筋肉が多いのです。   魚でいうと赤い筋肉の多い、赤身の魚です。海の中を泳ぎ続ける赤身のマグロやカツオのような持久力のある魚の筋肉です。   一方白い筋肉は速筋と呼ばれ、瞬発力のある速い動きに必要なものです。陸上競技の100M走や重量挙げの選手に多い筋肉です。瞬発力はありますが持久力はありません。   魚でいうと白い筋肉の多い、白身の魚、平目やカレイのように普段は砂の中でじっとしていますが、獲物が近くに来ると、目にもとまらぬような素早い動きで獲物をしとめます。このときの速い動きは白い筋肉でなくてはできないのです。   いかがです、赤い筋肉イコール持久走の赤身のマグロの筋肉、白い筋肉イコール瞬発力の白身(シロミ)の平目の筋肉です。イメージがつかめましたか?   この2つの筋肉のうち、私たちの脂肪を燃焼して肥満予防に役立つのが赤い筋肉なのです。白筋(速筋)では脂肪燃焼ができないのです。この赤い筋肉は、腹筋、背筋、お尻の筋肉や太ももの筋肉など、重力に逆らって姿勢を保つ抗重力筋の中に多く存在します。   この姿勢を保つ赤い筋肉が、実は体内で脂肪を燃やしてくれる、脂肪燃焼焼却炉の役割をしていて、この筋肉が少なくなると脂肪を効率よく燃やせずに、食べたものが皮下脂肪としてアゴやおしりやお腹に貯まり、内臓に貯まればメタボリック症候群になってしまうわけです。  

赤筋を効果的に増やす方法

  効果的に赤い筋肉を増やす簡単な方法として、ゆっくり階段上りや腕振り運動、プランクがおすすめです。 ■腕振り運動のやり方動画■ 【わずか1分‼脂肪燃焼ダイエットと血流改善】医学博士考案 腕振り運動の効果とやり方 https://youtu.be/ox544GDr0MA

  ■ゆっくり階段上りのやり方動画■ 【毎日の階段で効果的トレーニング‼】医学博士考案 ゆっくり階段上りの効果と正しいやり方 https://youtu.be/ox544GDr0MA

■プランクのやり方動画■ 【1日たった2分‼】毎日忙しい方向け、最新の簡単筋トレ プランクのやり方 https://youtu.be/cYrLUuaM_UI

  健康維持のため、ダイエットのため、赤い筋肉(赤筋)を増やすためにゆっくり階段上りや腕振り運動、プランクを生活に取り入れてみてください。継続することが何よりも大切です。