2024年11月11日

お腹周りが気になる方へ「内臓脂肪の減らし方」

#ダイエット・肥満・メタボ #糖尿病 #高血圧 #運動 #健康・病気予防

体脂肪率、内臓脂肪値を知っていますか?

  今回は、お腹の中身「脂肪」の話です。   まず皆さんは体組成計で体の中身を定期的にチェックしていますか? ご自身の体脂肪率、内臓脂肪値はご存知ですか? 数値は高めですか?正常ですか?最近増えていませんか? まずは自分の体の状態を定期的に知ることが健康、病気予防、セルフケアの第一歩になります。   体脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類があります。 内臓脂肪と皮下脂肪の簡単な見分け方として、お腹についた指でつまめる脂肪は皮下脂肪、お腹がパンパンでつまめない脂肪が内臓脂肪と考えてください。 病気に直結するのがお腹パンパンでつまめない脂肪「内臓脂肪」です。 この内臓脂肪量が多い病気がメタボリック症候群です。おへそ周りが、男性で85cm、女性で90cmあると、内臓脂肪が厳重注意の状況ということで、メタボリック症候群の診断基準になったのです。  

内臓脂肪は糖尿病、高血圧の原因に

  内臓脂肪といっても、ピンと来ない方のために身近なもので説明しましょう。皆さんが焼肉屋でたべる、ホルモンの脂身を思いだしてください。あれは牛の腸の周りについた脂肪で内臓脂肪そのものです。これが増えると腸の動きが悪くなって、便秘と下痢を繰り返したり、お腹もぽっこりと出てきます。   肝臓に内臓脂肪がたまると、フォアグラ状態の霜降りの肝臓=脂肪肝となり、免疫力が低下し身体がだるく疲れやすくなります。 また、血管の周りに脂肪が溜まれば動脈硬化がすすみ、高血圧や狭心症、脳梗塞につながります。これが細胞の周囲に溜まると、血液中の糖分を細胞内に取り込むことができなくなり、血液中に糖が余って血糖値が上がり糖尿病になります。実際、内臓脂肪が蓄積したメタボリック症候群では、糖尿病になる確率は5倍、高血圧や痛風になる確率は3倍といわれています。  

究極の脂肪燃焼「腕振り運動」で減らせ内臓脂肪

  逆に内臓脂肪を減らせば、糖尿病が改善するということも知られています。 いかがですか?皆さんの内臓脂肪は大丈夫ですか? 1年前のズボンやスカートがきつく感じる方、お腹がポッコリ出てきた方、ベルトの穴がひとつ大きくなった方、ゴムの入ったウェストが楽なズボンやスカートを履いている方も要注意のサインです。   内臓脂肪が気になる方には、究極の脂肪燃焼運動「腕振り運動」をオススメします。   ■腕振り運動のやり方動画■ 【リンク】【わずか1分‼脂肪燃焼ダイエット】医学博士考案 腕振り運動の効果とやり方 https://youtu.be/ox544GDr0MA

  まず、自分の身体の状態をチェックすることからスタートしてください。チェックすることで自分の体の問題点に気づくことができるかもしれません。   頑張らなくてもできることから始めてみませんか。 頑張っても、1週間でやめてしまっては、意味がありません。 継続することが、何よりも大切です。