甘いもの・デザートとの上手な付き合い方

糖分の過剰摂取がカラダの老化を促進させる

糖分(糖質、砂糖)の過剰摂取が体の中の重要なタンパク質を「糖化」させます。タンパク質が糖化すると、タンパク質が劣化変性して、本来の機能を発揮できなくなってしまいます。皮膚を作るコラーゲン、血管を作るコラーゲン、食べたものを消化する消化酵素、細胞でエネルギーを生み出す酵素、骨、軟骨、筋肉などすべてタンパク質です。   大切なタンパク質が劣化変性してしまうと、肌のしみ、しわなどトラブルが発生、血管が老化すると動脈硬化が進行し、食事を消化できず便秘や下痢になり、代謝が低下してエネルギーが作れず疲れやすくなり、免疫力も低下してインフルエンザなどの感染症にかかり、骨や関節や筋肉も弱くなり、骨折しやすくなり・・・要するに健康な生活ができなくなってしまうのです。   皆さんが日常生活の中で食べたり飲んだりする糖分（菓子パン、ケーキ、甘い物など）が多すぎると、体はどんどんと老化（劣化変性）します。ただ、大好きなケーキ、スイーツ、大福を食べるなと言うつもりもありません。必要以上に食べていると、余分な糖分がタンパク質を劣化変性し、肌、血管などカラダを老化させてしまうということを理解しておいてください。  

間食・デザートとの上手な付き合い方

何気なくケーキや菓子パンを食べたり、甘いジュースを飲んだり、惰性でスナック菓子を食べたり、手持ち無沙汰なのでおやつを食べるとこはありませんか？まず、何気なく食べたり、何気なく飲んだり、あまり欲しいと思わない時は止めにしましょう。   ケーキ・お菓子・アイス・お饅頭を無理なく減らす為に「食べる前に本当に食べたいか一度自問自答する」方法をおすすめしています。食べる前に「本当に今欲しいかな？」と自問自答するようにしてみてください。本当に食べたい、飲みたいと思った時だけにしてみてください。「今日はケーキが食べたい。食べないと死んでしまいそう。」と思った時は食べていいのです。「今、絶対甘いジュースが飲みたい」と思った時には飲んでいいのです。本当に欲しい時には、思う存分楽しんでください。   まずは、ケーキ、お菓子、アイスを食べる前に「本当に今欲しいかな？」と自問自答することからスタートしましょう。 糖分摂取量がコントロールできると、肌、血管、筋肉などカラダの老化予防にもつながります。